「食べることは生きること」
食べる楽しみ・喜びが充分持てるような活動を、食事やおやつだけでなく、保育活動としても取り入れています。生活全般に食育の視点が散りばめられていますので、「食育」「保育」と分けることはできません。いつでも、食べる活動は楽しく、子どもを元気にしてくれます。
また、年少児以上では食べることを自分の手で作り出す「農」にも取り組んでいます。園舎隣の畑での野菜作り(ジャガイモ・サツマイモ・夏野菜など)、年長児は更に隣の田んぼでお米作りにも取り組んでいます。自分で育てた野菜を収穫する喜びは格別です。
給食は、自園調理で、離乳食(2回食から園での給食があります)から提供しています。
主食の一部には、園の栽培田で無農薬有機栽培したお米も玄米や分搗き米で食べています。また、安心・安全な食材を使うよう、生協(コープやまなし)からの購入品を多くしています。
クッキング保育としては、2歳児の後半からエプロンをつけてのお団子づくりや、ホットケーキづくりに始まり、年長児では包丁を持って食材を切ったりもしています。
お月見団子づくりや餅つき、小正月の団子花づくり、柏餅づくりなど、季節の行事食も大切にして、クッキングに取り入れています。そのほかにも、生活に根差した保存食づくりとして、梅もぎから梅漬け、さつまいも掘りをして干し芋づくり、柿もぎをして干し柿づくり、親子でのみそづくりなどにも取り組んでいます。
年齢に応じて、野菜の栽培・収穫、お買いものにも出かけます。